「大学生の時期にいろいろなところに行っとけ。お金がないなんて言うんじゃないぞ。お金がない中でどうやって行くかが今後の人生を豊かにする。」
国際系の授業を受け持っていた先生がよく言っていた言葉だ。
この言葉は、自分が社会人になってつくづく心に響く。
大学を卒業してから、話の話題になるのは仕事の愚痴やこれまでどういうことをしてきたかばかりで、何も経験のないものは話を聞くだけであまりアウトプットできない。
大学と社会人では、ライフスタイルが大きく異なる。
大学生の場合は「お金はない。時間はある。」
社会人になってからは「お金はあるが時間がない。」
こういう現状になる。そうなると、大学生の時にはわからなかった時間の重みが本当によくわかってくる。
大学生時期のあのとてつもなく長かった青春が今や遠い昔の夢の世界のように感じる。
だからこそ、大学生達は今のうちにその少ない資産で「どうやって旅行に行くか。」「どうすれば、面白い経験ができるか。」
こう言ったことに心血を注いだ方がその後の人生を振り返るディテールになると思う。